譜面手写し

オールディーズの譜面手写しは、さすがに疲れた。

作業しながら思ったのだけど、たったA4・1段・15曲でもこんなだからモーツァルトやベートーヴェンの時代、ペンと定規だけで交響曲なら10段前後×何百小節を浄書した楽譜出版社のベテラン職人さんはすごい精神集中力と忍耐力があったんだろうなあ。ひょっとしたら出版社の社主より高給をとっていたかもしれない(戦前、京都の酒どころ伏見では酒造技師の方が蔵元の旦那衆より高給をとっていた)。

(この項つづく)

2020.10.06